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飲食店について

地域貢献

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写真の焼鳥

 

一本80円

 

スタッフ8名

 

串は、見た感じ、冷凍の加工品、解凍後焼くだけ。

 

炭を使っているので、ガスよりかは、経費削減。

 

きっと、1日で、1000本。

 

ざっと、諸経費抜いて、(人件費は含まない)

一本当たりの、粗利益は、30円ぐらいかな。

 

2日間のお祭りで、2000本売ったとして。

 

粗利益は、6万円。

 

そこから、出店費用、2日で2万円を納めて、

スタッフの賄い、飲み物代。2日間で、安くて1万円。イレギュラーの出費を加味して5千円。

炭の買い足し、包材の買い出しなど。

 

ざっとですが、最終的な、経常利益は、

 

25000円。

 

お手伝いのスタッフさん、2日間で、8名ぐらいいて、もちろん、これでは、給料でないですよね。

こちらは、ボランティアでやってるでしょうから、給料が、ないものだと想定していますが、

 

本来は、商売にはならない、お手本です。

 

もちろん、こちらは、地域貢献で、皆さんのおやすみを使って、ボランティアでしょうから、

これで、楽しく、笑顔溢れることが目的ですから、良いのですが、、。

 

これは、ビジネスとして考えた時に、どのようにすれば、利益が出せるのか、算出してみましょう。

 

商売は、足し算引き算だけ、小学生でもできる計算です。

個人店のオーナーさんほど、どんぶり勘定が、多いので、後々、痛い目に合いますから、普段から、計算は心がけましょう。

 

さてさて、

 

簡単に計算します。

 

今回の試算ですと、残金が25000円でした。

 

2日間の売上の収支です。

 

お給料を日当8000円✖️8名だとしたら、

1日、64000円✖️2日=128000円。

 

128000円から、残金25000円引いたら、

 

赤字金額、103000円。

 

これで、わかりますよね、、

 

スタッフのみなさん、ボランティアです。

 

だから、80円で、焼鳥売れるのです。

 

でも、これ、商売にしたら、借金抱えて終わり。

 

日々の積み重ねが、物を言う。

 

商売は、足し算引き算だけ。

 

単純に、商売としてやるには、

 

スタッフを4名。

焼鳥の売値を一本150円。

2日で2000本。

売上30万円。

 

焼鳥の粗利、一本、110円✖️2000本=22万。

 

出店費用、その他諸経費を引いて、

 

総粗利益は、185000円。

 

そして、大切な人件費も、先程は、日当8000円にしましたが、

世の中が、もっと良くなる為に。

日当12000円✖︎4名✖︎2日=96000円。

 

そして、最終的な、経常利益額は、89000円。

 

これなら、働くスタッフも、運営する会社も、やっていけますね。

 

はいっ!

 

今日のまとめ。

 

飲食店は、どんぶり勘定では、潰れてしまう。

毎日の足し算引き算を忘れない。

 

安さを売りにするなではなく、商品や人の価値を売る。そして、正当な対価を受け取る。

 

働く人がしっかりと給料をとらなければ、何も意味がない。

それなら、ボランティアと変わらない。

 

このブログで、私が伝えたい事は。

 

焼鳥は、一本150円以上からの、お店でないと、経営は厳しくなります。

 

ラーメン500円の時代が、今はラーメン1000円時代。

 

焼鳥も、同じです。

昔は50円80円の焼鳥ありましたが、

原材料、家賃が上がっている世の中で、

そんな事していたら、潰れてしまう。

嬉しいのはお客様だけ。

お金持ちの道楽の商売なら良いと思います。

 

焼鳥は、150円からを提唱します。

 

おしまい。