Sブロ

飲食店について

マンパワーその二

前回、飲食店は、マンパワーが全てと、書きました。

 

しかし、一部の飲食店では、それがさほど必要ではない、パターンもあります。

 

それは、

 

業態力。

 

業態のコンセプトが、明確なら、人はそこに携わるだけ、

わかりやすく言えば、

タピオカ。

 

業態力もありながら、マンパワーもあれば、最高です。

人材とブランド力

マンパワーが必要な業態、席数、客単価。

 

システムが必要な業態、席数、客単価。

 

自分のお店に必要なのは、どちらもバランス良く必要。

 

マンパワーに頼りすぎての売上には、必ずいつか落とし穴が待っている。

 

最低限の、接客ができていれば、

お店の商品力、ブランド力だけで、しっかりと経営できる業態がある。

 

マンパワーに委ねるのも、とてもリスクがある。

 

会社としては、従業員が、心地よく働いてもらえる、ストレスを与えない環境システムを構築するのが、一番大切。

 

仕事はなんでも、人材が一番だが、人材難の今、システム構築を優先しても良いと感じる。

 

人の能力、センスは、それぞれ違う。

 

しかし、システムは、統一できる。

 

これからの飲食業、マンパワーに頼り過ぎない、システム作り、ブランド力の構築が必要となる。

 

 

やっぱり人

人を育てようとするのではなく、

 

必要以上に、気に掛けて、楽しませようとするのではなく。

 

怒ったら、ダメだから、

無理に優しくするのではなく。

 

その人の、スイッチボタンを探す事。

 

それが、マネージメントかな。

 

人それぞれ、スイッチボタンが違う。

 

だからこそ、こちらからの、歩み寄りが大切。

 

待っていても、向こうから心は開かない。

 

スイッチを探すのが、会社を良くする。

 

大きな企業には洗脳が必要。

 

そうでなくては、組織にならない。

 

毎日仕事が楽しい雰囲気の職場も、楽しいが一番の洗脳だから。

 

今の時代は、楽しいという言葉が、キーワードになっている。

 

楽しさを得るために、昔は、努力したけど、今は、努力する前から、楽しみを求める時代。

 

努力しないで、楽しくないから、人は去っていく、、そんな時代。

 

マンパワーが、全てだと、改めて感じる、飲食業。

 

美味しい、楽しい、早い、安い。

 

長く生き残る為に、必要なのは。

 

やはり、マンパワーが全て。

 

明日も、頑張ろう。

 

地域貢献

f:id:komatsublog:20190407125100j:image

 

写真の焼鳥

 

一本80円

 

スタッフ8名

 

串は、見た感じ、冷凍の加工品、解凍後焼くだけ。

 

炭を使っているので、ガスよりかは、経費削減。

 

きっと、1日で、1000本。

 

ざっと、諸経費抜いて、(人件費は含まない)

一本当たりの、粗利益は、30円ぐらいかな。

 

2日間のお祭りで、2000本売ったとして。

 

粗利益は、6万円。

 

そこから、出店費用、2日で2万円を納めて、

スタッフの賄い、飲み物代。2日間で、安くて1万円。イレギュラーの出費を加味して5千円。

炭の買い足し、包材の買い出しなど。

 

ざっとですが、最終的な、経常利益は、

 

25000円。

 

お手伝いのスタッフさん、2日間で、8名ぐらいいて、もちろん、これでは、給料でないですよね。

こちらは、ボランティアでやってるでしょうから、給料が、ないものだと想定していますが、

 

本来は、商売にはならない、お手本です。

 

もちろん、こちらは、地域貢献で、皆さんのおやすみを使って、ボランティアでしょうから、

これで、楽しく、笑顔溢れることが目的ですから、良いのですが、、。

 

これは、ビジネスとして考えた時に、どのようにすれば、利益が出せるのか、算出してみましょう。

 

商売は、足し算引き算だけ、小学生でもできる計算です。

個人店のオーナーさんほど、どんぶり勘定が、多いので、後々、痛い目に合いますから、普段から、計算は心がけましょう。

 

さてさて、

 

簡単に計算します。

 

今回の試算ですと、残金が25000円でした。

 

2日間の売上の収支です。

 

お給料を日当8000円✖️8名だとしたら、

1日、64000円✖️2日=128000円。

 

128000円から、残金25000円引いたら、

 

赤字金額、103000円。

 

これで、わかりますよね、、

 

スタッフのみなさん、ボランティアです。

 

だから、80円で、焼鳥売れるのです。

 

でも、これ、商売にしたら、借金抱えて終わり。

 

日々の積み重ねが、物を言う。

 

商売は、足し算引き算だけ。

 

単純に、商売としてやるには、

 

スタッフを4名。

焼鳥の売値を一本150円。

2日で2000本。

売上30万円。

 

焼鳥の粗利、一本、110円✖️2000本=22万。

 

出店費用、その他諸経費を引いて、

 

総粗利益は、185000円。

 

そして、大切な人件費も、先程は、日当8000円にしましたが、

世の中が、もっと良くなる為に。

日当12000円✖︎4名✖︎2日=96000円。

 

そして、最終的な、経常利益額は、89000円。

 

これなら、働くスタッフも、運営する会社も、やっていけますね。

 

はいっ!

 

今日のまとめ。

 

飲食店は、どんぶり勘定では、潰れてしまう。

毎日の足し算引き算を忘れない。

 

安さを売りにするなではなく、商品や人の価値を売る。そして、正当な対価を受け取る。

 

働く人がしっかりと給料をとらなければ、何も意味がない。

それなら、ボランティアと変わらない。

 

このブログで、私が伝えたい事は。

 

焼鳥は、一本150円以上からの、お店でないと、経営は厳しくなります。

 

ラーメン500円の時代が、今はラーメン1000円時代。

 

焼鳥も、同じです。

昔は50円80円の焼鳥ありましたが、

原材料、家賃が上がっている世の中で、

そんな事していたら、潰れてしまう。

嬉しいのはお客様だけ。

お金持ちの道楽の商売なら良いと思います。

 

焼鳥は、150円からを提唱します。

 

おしまい。

 

商人

あきんど。

 

毎日同じ事の繰り返しかもしれない。

 

それでも、やり続ける強い力が必要。

 

人は慣れる、飽きる。

 

自分に負けない強い心を持ち続ける、それが、

商人。

 

商売は、飽きてはならない。

 

うまく軌道に乗っても、調子に乗らない。

 

いつまでも謙虚な気持ちで、。

 

 

アルバイトから学ぶ事

3月。

お別れの季節。

 

またしても、2人の学生のスタッフが、就職で、卒業していきます。

 

正直、振り返ってみれば、教える事より、学びの方が大きかった。

 

そして、彼らがいてくれた、時間は、お店のパワーとして、辞めていった後も、生き残っていく。

沢山の、歴代スタッフ達の見えないパワーのおかげで、お店は持続されていると感じています。

 

なので、辞めた後も、君達の、頑張りは、見えないパワーとして、今後もお店に生き続けるから、感謝しかない。

 

お互い、イーブンの関係で、これからも、お付き合いできたら1番美しい。

 

働いていただいてる。

働かせてもらってる。

 

これは、イーブンの関係。

 

どっちが立場が上かなんてない。

 

この関係を、築くまでは時間がかかる。

 

頑張った結果。

 

これからも、宜しく。

そして、社会人生活。

浪漫を求めて、お互いがんばろ!

 

ありがとう!

たかはしくん、三浦くん。